レッツゴーおおいたとは
一般社団法人レッツゴーおおいたは、「各種イベントの実施」「メディアとの連携」および「物産展の開設」により、大分県産品の販路拡大と、大分県の観光振興を図り、併せて地域および日本の活性化に寄与することを目的としています。
トレーラーを改造した移動式寿司トレーラー「すし寅」で、全国各地を回り大分県産品をアピールする活動を行なっています。また、別府の温泉や足湯、地獄蒸しの機械のレンタルも始め活動の幅を広げています。
全国各種のイベントに参加するだけでなく、被災地支援などの社会貢献活動も行っている団体です。
縁は、力。思えば、叶う。
はじまりは、地元を救いたいという想い
レッツゴーおおいたの前身は、「佐伯の水産業界を救いたい」という熱い想いを持った地元有志の集まりです。
佐伯は九州でも指折りの水揚げ量を誇る漁港を有していますが、平成17、18年頃を境に水揚げ量の減少や、魚離れが進み、業界全体に影を落とすようになった。私は佐伯で運送業を営み、いいときの恩恵をたっぷり受けてきましたから、自然と「今度は俺たちが助ける番だ」「なんとかして力になりたい」と思うようになったんです。それに魚離れは、調理離れ。 (調理して)口まで持っていけば必ず食べてもらえるという自信がありました。
そして、今思えば無謀なんですが…佐伯の魚をPRするために中国の大連で開催された大規模シーフードショーに乗り込んだんです。私は物怖じしない性格ですから、日本にいたら会うことすら叶わない大企業のトップや中国の大物を前にどうやったら魚を食べてもらえるか、なんて熱弁を振るって(笑)。「面白いことを考えるやつだな」と評価していただき、たくさんの縁を結ぶことができました。その縁が今のレッツゴーおおいたの礎になっているといっても過言ではありません。
縁をつなぎ、多くの人・地域を巻き込む団体へ
シーフードショーの縁から、現在も続いているイベント「地獄蒸し祭りin 東京タワー」の開催が実現し、大成功を収めることができました。そして、その時、いろんな人にいわれたんです。「佐伯だけなんてもったいない。すごくいいことをやっちょんのやけん、もっとみんなを巻き込んで大分県全体をPRしようや」って。本当に嬉しかった。もちろん、異論なんてありません。話はすぐにまとまり、2012年、大分県を盛り上げたいという熱い気持ちでつながった様々な立場のメンバーと共に、レッツゴーおおいたを立ち上げました。
今では、私も、会員も、みんながレッツゴーおおいたを盛り上げるパーツの一つであり、大分県の魅力(人・モノ・コト・場所)をつなぐジョインターです。『大分県のために』を合言葉に、自分の得意分野を活かしながら、会員同士で足りないところを補い合い、幅広い活動を行っています。
そして、そんなみんなが担ぐ神輿が移動式寿司トレーラーすし寅です。大分県の良いものを詰め込んで運ぶレッツゴーおおいたの象徴、みんなを笑顔にする宝船といってもいいかもしれません。
つながることでチャンスが生まれる
レッツゴーおおいたの活動は大分のPR、つまりCMです。活動自体では利益が出ないこともあります。しかし、その代わり、ビジネスチャンスがゴロゴロと転がっています。
レッツゴーおおいたが持つ人脈、会員同士の横のつながり。会員の皆さんには、ぜひこれらを存分に活用してほしいと思っています。大分県の企業が新たな縁やビジネスチャンスを得て飛躍することも、大分県を元気にする一助になりますから。
現在の目標はアメリカ、ハリウッドで大分県のPRイベントを開催すること。アメリカ大使公邸 独立記念パーティーへの参加も10回を超え、機は熟しつつあります。
ただ、確実に成功させるためには、良いチーム(人) づくりが必要不可欠です。レッツゴーおおいたの活動に興味のある方は、ぜひ会員、チームの一員として、力をお貸しいただけると嬉しく思います。一緒に大分県を盛り上げましょう!
お祭りなどのイベントで寿司を振る舞う、移動式寿司トレーラーすし寅。「お祭りのいいところは、誰とでも砕けた口調で気軽に話せるところ。大分の旨い魚、旨い酒、旨いアテを楽しみながら盛り上がれば、自然といい縁が生まれます」と土井社長。
ポートラインサービス有限会社と大分
ポートラインサービスは元々、冷凍車で魚を運ぶ小さな運送会社でした。そこから少しずつ業務の幅を広げ、現在は、軸となる運送部門(一般貨物全般)のほか、食品加工部門も立ち上げ、大分の海で取れた海産物の加工を行うなど、地域に根ざした活動を行っています。
何もないところから会社をつくり、トラックを買い、着実に歩みを進めることができたのは、ひとえに地域の皆様の支えがあってこそ。特に“魚を運ぶ小さな運送会社”時代から支えて下さった水産業界への感謝は尽きません。
水揚げ量の低下、魚離れが進む中、少しでも力になりたい―。そんな想いがやがてカタチとなり、人を呼び、大きなうねりとなり、レッツゴーおおいたが生まれました。
大分県で生まれ、大分県に育てられた会社として、レッツゴーおおいたの活動はライフワークのようなものです。これからも地域に愛される会社を目指すと共に、レッツゴーおおいたの代表理事としての活動に邁進していきたいと思っています。
一般社団法人レッツゴーおおいた代表理事
ポートライン有限会社取締役社長
土井 克也
大分県大分市出身、佐伯市在住。
大分県立津久見高等学校卒。
1999年 ポートライン有限会社設立。
2012年 一般社団法人 オールおおいた設立。
2023年 レッツゴーおおいた代表理事に就任。現在に至る。
活動実績
組織概要
名称 | 一般社団法人レッツゴーおおいた 通称 オールおおいた |
設立 | 令和5年8月22日 |
事務局所在地 | 〒870-0021 大分県大分市府内町3丁目8番11号(一般社団法人大分学研究会) |
連絡先 | TEL:097-538-9583 FAX:097–538–9724 メールでのお問合せはこちら |
事業内容 | ① すし寅を主体としたイベントの実施 ② メディアとの連携による情報の発信 ③ 県出身者及び関係者との連携、交流の促進 ④ 物産店の開設等情報発信基地の開発 ⑤ その他この法人の目的を達成するために必要な事業 |
組織図
運営委員会メンバー
代表理事・委員 | ⼟井 克也(ポートラインサービス有限会社代表取締役) |
理事 | 小手川 強二(フンドーキン醤油株式会社代表取締役社長) |
理事 | 姫野 靖之(株式会社桃太郎海苔代表取締役社長) |
理事 | 長友 康輝(株式会社TAMAYA代表取締役社長) |
理事 | 中田 洋介(株式会社菅組常務取締役) |
監事 | 下川 宏樹(大分合同新聞社上席執行役員兼編集局長) |
2023年9月現在